ローン・サバイバー

同じ時刻に始まる「LIFE!」とどっちにしようか迷って、映画館で上映される期間がより短そうなこちらを選択。うっかり遅刻して予告の途中で入場して、本編始まるまでにあわてて夕食。どうもすみません。

 

以下、ネタバレ。

 

地味だった。実話に基づいているから、と言われればそれまでなのだけれど、楽しみどころを見つけられなかった。つまらない、と言うのは抵抗があるし、作り手側の気持ちみたいなものは何となく感じるのではあるけれど。

 

このタイトルで、かつヘリコプターで基地に戻るシーンを冒頭に持ってきたので、「何人生き残るのか」というサスペンスもなし。基地に戻った後で話が続くのかと思ったらそうでもなくて、軽く驚いたくらい。

 

兵器やテクノロジーで驚かせてくれるでもなし(軍用無線がダメだから電話で、というのは「そういう時代なのねぇ」と面白かった)、戦術とか作戦でこりゃすごいと思わせてくれるでもなし。そういう現実なんだもの、と言われるのかもしれない。または、見る人が見ると「こりゃすごい」な描写があったのかもしれない。

 

作戦に参加した人には不謹慎な思いかもしれないけれど、こういう話がありました、でありつつ、事実は小説より奇なり、であればよかったな。