だめだこりゃ (新潮文庫) ジャズ喫茶(?)出演時にも、「8時だヨ!全員集合!!」のコントでも、周囲に鬱陶しく思っていることを感じてでも、リハーサルや段取りを重視したといういかりや長介の考え方が、自分がバンドをやっていたときとダブった。程度はまったく…

ベトナム戦記 (朝日文庫) 何年か前にベトナムを旅行した際に、できることならば現地の人に「アメリカとの本土決戦をせずに敗戦し、アメリカ的経済で動いている日本と、アメリカと本土決戦をして勝利し、でもアメリカ的経済で動いているベトナム」という話題…

木村屋のむしケーキは、数ある菓子パンの中でも、僕の中で上位に入るものだ。柔らすぎず、固くない、というか本当に適度な柔らかさと、歯切れのよさがとても嬉しい。他のメーカーから出ている類似の品は、単なる蒸しパンの仲間であるか、あまりに柔らかすぎ…

豊洲のユナイテッド・シネマを初めて訪れて観賞。悪くない映画館だとは思うけれど、とっても良い映画館だとも思えなかった。少なくとも、都心にある古い映画館よりは全然よい。 クレジットにかつて勤めていた会社の名前があり、かつての上司だったり、同期入…

テレビなどでタモリを「タモさん」と呼ぶ人を見るようになったのはいつ頃からだろう。僕はこの呼び名がどうもだめだ。そもそも、僕はタモリと面識はないから、彼を呼ぶことは一生無いんじゃないかとは思っている。 僕が彼を呼ぶ場合、単に「タモリ」だ。彼に…

不愉快にはならないが、心底面白いと思える時間も持てない映画。だからといってこういう映画が悪いのかというと、20歳くらいのときに、僕はこういう映画を毎週何本も見ては、感動して泣いていたようにも思う。僕がこういう映画を楽しめなくなっただけであっ…

4月13日に死んでしまっていたのだそうだ。「そういうものだ」と書きたい気持ちもあるが、僕がそれを書いてしまうのはあまりに軽率であるようにも思える。 ヴォネガットさん。僕がこんな人間になったのは、あなたのせいだけではありませんが、あなた以外だけ…