書籍
甲府にある本屋さん。店内の棚をどれだけでも見ていられる気がする。マイ・ブックショップだ。 嬉しいやらありがたいやらで、会計のときに泣けてしまって、鼻をジュルジュルさせてた。
作者に何かがあってiTunesやKindleやそれに類するサービスで書物や音楽や動画が利用できなくなったときでも、紙の本やCDやブルーレイを所有していれば大好きなコンテンツを楽しみ続けることができる、ということになるのかしら。 プレイヤーがなくなる、提供…
映画や食事のように鑑賞する時間のために代金を払うと考える。持ち続けたいと思えればもうけもの。収納する手立てをしたいと思えてそれを実現できたらラッキー。それくらい。
死んでしまった人が書いていた日付のある文章を読むというのは切ない。2002年へと向けて進んでいくにつれて、「ああ、もう少しで死んじゃうんだ」「この文章が最後だ」などと思いながらページをめくる切なさ。いやなら読まなければよい。そのとおり。 書籍に…
「テレビ標本箱」が厳しい内容だったので、この本は読むまいと思っていたが、ついつい購入してしまった。で、読んで後悔。残念ながら、この内容にはついていけない。 小田嶋隆は口は悪いけれど、攻撃的な文章を書くのは下手(または僕の好みに合わない文章に…
「ラッシュライフ」に続いて2冊目を読了。爽快なホラ話。とても面白いと思う。 複数の舞台を行ったり来たりする構成は「ラッシュライフ」ほどではないものの、適切なバランスで書かれていて面白い。各章を区切るアイコンで次に登場する舞台が分かってしまう…
ご存命であることを聞くたびに、その長生きぶりに驚いていたのだけれど、それももう終わりということになる。それほど多くの著作を読んだとは言えないが、ある種の憧れのようなものを持って見ていた人だった。漠然とスリランカに惹かれている理由もこの人故…
面白かった。ところどころに出てくるウンチクっぽい記述が煩わしいと思うことがあったものの、複数の話が実は同時に起きていないことに気付いた時には、読書中にあまり感じたことがないようなゾクゾクっとした感覚を味わった。こんな物語って作れるんだなぁ…
読み始めてみた。
カート・ヴォネガットとイアン・フレミングの日本語訳を読むと、はたして原文が好きなのか、訳者が好きなのか分からなくなってしまう。
昭和60年代の東京を書いたもの、というのは何とも甘酸っぱい気持ちになるものだ。別の著者が同じ時期について書いた書物を探してみたくなった。
昭和40年代くらいのエッセイに惹かれる。伊丹十三、山口瞳、開高健。
細野晴臣インタビューTHE ENDLESS TALKING (平凡社ライブラリー) 読了。プロデューサーはスーパーマンを目指す、も再販されないかな。
金魂巻―現代人気職業31の金持ビンボー人の表層と力と構造 読了。非常に楽しかった。読むためにわざわざ時間を捻出したいと考えるほど読む気がわいたのはいつ以来か。 発売当時に読まなかったことが幸いしたのかもしれないと思う本ってあると思う。映画とか音…
名人ホースケのジャン友雀敵 福地泡介のマージャンエッセイが好きだ。でも、古本屋で見かけることは案外少ないように感じる。職場の近所でたまたま見つけたけれど、280円。ブックオフの100円に慣れちゃうとなかなかしんどい。 購入前に三省堂に行き、在庫が…
PLUTO 5―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (5) (ビッグコミックス) 前の話を忘れたので4巻から読みなおし。相変わらず辛気臭いんだけど、ついつい読んでしまう。
開口閉口 (新潮文庫) 読了。序盤はちょっと読むのにエネルギーを要するかとも感じたが、終盤はぐいぐい読めた。相変わらず魅力的かつ個性的な文章。
村上春樹にご用心 出だしだけ読む。村上春樹は読んだことがないけれど、ノーベル賞受賞に寄せたコメントを読み物として供してしまうアイディアに感心。これ、他の局面でもたぶん使えるよね。
21世紀少年 下 (2) (ビッグコミックス) 出てた。借りて読もう。
ピカソはほんまに天才か―文学・映画・絵画… (中公文庫)
キン・コン・ガン!―ガンの告知を受けてぼくは初期化された (文春文庫PLUS 50-24)
食後の花束
ラーメン大好き!! 昼休みに神保町を歩いていて、何か読み物が欲しいなと思ったときに古本屋で100円で売られていたのを入手。東海林さだおのエッセイばかりが載っている本だと思っていたら、いろんな人がラーメンについて語っていた。読みながら、ものすごく…
スター・ウォーズ・ヴォールト アマゾンからお知らせメールが来た。DVDやサントラを買っているからか。買わないよ。 高校生のころは Sketch Book とか Art OF とか Notebook とかをイエナで買って穴が空くほど読んで、Joe Johnstonの文字をマネて書いたりし…
大江戸観光 (ちくま文庫) NHKの「コメディ・お江戸でござる」に出演していた杉浦日向子は、見ていて「何でこの人はこうも断定口調なんだろう」と不思議に思えてしまって、あまり好きになれなかった。今回、ほんの気まぐれからこの本を読んでみて、この人が断…
SWITCH Vol.25No.9(SEP.2007) (25) YMOの記事に惹かれて購入。YMOのメンバーの細かい発言を食い入るように読んだり聞いたりしていた時代があり、今はそういう時代ではないのだ、ということを納得に至った。メンバー3人が現状の「細野・坂本・高橋」の関係を…
サッカーの上の雲―オダジマタカシサッカ~コラム大全 後半ちょっと飽きてしまい、1日1エピソードとかそういう読み方になった。小田嶋隆の文章を読むのは楽しいので、それを毎日ちょっとづつ楽しめるのはいいことなんだろうとは思うが。「ビーンボール」を買う…
業界の濃い人 (角川文庫) 何の気なしにブックオフで購入(当然105円)。偶然か作為かわからないが、単行本全体として絶妙の構成になっていることに驚かされた。面白いなぁ。
サッカーにそれほど興味がないからスルーしていたのだけれど、無性に小田嶋隆の文が読みたくなって、書泉ブックマートで手に取ったところ、最初の1ページでがっちりと掴まれてしまった。書かれている題材以前に、この人の書く文が好きなのだと思う。 あ、で…
ビジネス・ナンセンス事典 (集英社文庫) 過去に読んだ中島らもの著作は、もしかしたらぴあの「微笑家族」だけかもしれない。気にはなっていたけれど、読むことがないまま今日まで過ごして、たまたまブックオフの100円コーナーで縁があったと。ビバ、ブックオ…