調理すべきではないとき

家族も僕も仕事で帰りが遅くなった。夕食として食べるものを駅周辺で探したが、いま一つピンとくるものがなく、家にあったベーコンと野菜を炒めて食べることにした。実際には、適当な惣菜を買って、家の冷蔵庫にあるものと合わせて食べれば十分にお腹を膨らませることができた。炒めものは余計で、食べすぎた僕はしばらく動きたくなくなってしまって、結局片づけは家族にお願いした。

調理をしたことは判断間違いであり、食べすぎたことは配慮が足りなかった。調理さえすればよいというものではないのである。また、食事は食べられる分だけ用意すべきだし、不幸にも食べられる量より多く用意してしまったときに、将来の食事で食べられるように残す配慮はとても大切なのである。