オーシャンズ13

ひさしぶりに本八幡の(元)バージンを訪れて鑑賞。思いのほか大きな劇場で上映してくれていて、音もそれなりに大きくしてくれていたことが嬉しい。鷹の爪マナームービーの新作も見られたし(前の方が面白かったけど)。上映直前の海賊版撲滅キャンペーンは以前より増加しており、気分の悪いことこの上なし。

以下、ネタバレ。

元々の11人がどんな顔で、どんな特技をもっているのかをすっかり忘れ(というか、そもそも覚えてすらいなかったような気がする)ているので、ものすごいテンポで話が進む中で、この人はオーシャンさんの味方なのか、敵なのか、さっぱりわからなくなっている。わかるのはアル・パチーノエレン・バーキン(最後のクレジットを見るまでお名前を忘れておりました。ごめんなさい)が味方じゃないということくらいか。

でも、何となく話が分かるように出来ているのはすごいことなのかもしれない。誰が味方で、誰が敵だかわからず、誰が成功して、誰が失敗したかもよくわからないまま、でもとりあえずオーシャンズさんたちはうまくやりましたよ、花火がきれいだねぇ、と着地できることはすごいことなのだろう。話を理解し切れなかった人はDVDでどうぞ、というか、そもそもあなたまだ映画館で観てるの?ってところか。

エレン・バーキンの下品ぶりがたまりません(最大限に褒めてるつもり)。あんなカッコ悪い(私見)オトコ相手でも、あんなにきっちりお仕事できるなんてすばらしすぎ。

過去2作ではそれほど音楽がかっこいいと思わなかったのだけれど、今回はちょっとサントラが気になってしまった。David HolmesってOut Of Sightでもソダーバーグ映画に曲をつけてた人だよね。