細野晴臣イエロー・マジック・ショー

no title

YMO関連の特番は、マジメすぎるものであっても、お笑い方面に流れちゃっているものであっても、見ていて気恥ずかしくなる内容のものが少なくない。NHKでやったこの「イエロー・マジック・ショー」は、お笑い方面に流れた気恥ずかしい内容だったと記憶している。

それでもなおこのDVDの購入を迷う(買わなくていいと思うはずなのに、買おうかどうか迷ってしまう、という意味)のは、Bounceのタイトルにもなっている「ドテラのライディーン」が思い出深いものだったからだ。非常にリラックスした演奏であるように見えるのに、3人の演奏のそこここに「僕がYMOを好きなのは、こういう演奏だからなんだ」と気づかせてくれる要素があるからなのだ。

そのような気づきは、キリンラガーなライディーンには無いものだった(というか、僕が何も気付けなかっただけなのかもしれないが)。

でも、DVDにお金を払うほどの内容じゃないと思うし、DVDを収納する場所を用意するほどのものじゃないとは思うんだけどな。発売日までしばらくあるから、まだ悩まなくてもいいや。