11.0 強い、弱い

僕は自分は「ウォーゲームの弱い人」だと思っています。どちらかというと「負けるのが悔しいので、負かされる前に、自ら力を抜いてしまう」という卑怯な性格であると自己分析しています。「絶対に負けない!」という気迫やこだわりがあまりないのです。

もう久しくやっていませんが、マージャンとか、将棋も弱かったです。スポーツも全体に苦手です。ちょっと違いますがケンカも大嫌い(^^;。

ウォーゲームに限らず、多くの「勝負ごと」には「強い人」と「弱い人」がいると思います。プロ競技の多くがそうであるように、強い人のゲームは見ていてとてもホレボレします。ユニットを動かす順番、戦闘解決の順番、細かいルールの活用方法などなど、本当に鮮やかです。こちらがコテンパンにやられているときは悔しいのですが、でもやっぱり「すげー」と思ってしまいます。

でも「すげー」と思っているだけではちょっと悔しいので、少ないゲームを回数をこなしてプレイすることでプレイの質を上げられないかなと思っています。「ゲーム猿」というウェブページもその一環として作成しています。

でも「強い人」というのは、ゲームを事前にあまり研究していなくても、やっぱり強かったりしそうな気がします。おそらく「先天的な強さ」みたいなものや、「ゲーム全般に関する強さ」みたいなものを持っていらっしゃるのでしょう。

それに、あるゲームについての知識が豊富であることと、そのゲームに強いということは必ずしも一致しないことは、多くのスポーツ選手を見ていれば解らないでもありません。ましてやゲームに関するウンチクだけだったら、飲み屋でクダ巻いてるオヤジだってそれなりのコトは言うわけですし...。