14.0 デジタル化

最近、いわゆるボードゲームをパソコンでプレイするのにハマっております。といっても、CyberboardやAide De Campのようなアプリケーションを使うのではなくて、マップとカウンターをスキャンして、マップは貼り合わせて、カウンターは切り離して、それを組み合わせてプレイする、というものです。

昨年の暮れにスキャナを購入して以来、カウンターシートやチャート類などはプレイする前にスキャンするようになっていたのですが、ついでにマップもスキャンしてしまえば、ウォーゲームそのものを使わなくてもとりあえずはプレイできるのですね。

もちろん、広いマップを広げて、実際にカウンターを配置してプレイすることは楽しいのですが、マップを広げっぱなしにするのは場所もとりますし、何かの拍子にカウンターの位置がズレてしまったりするとガッカリです。また、ちょこっとあまった時間にソロプレイを進めるという方法を取ろうとした場合、数日(あるいはそれより長い期間)に渡ってゲームを広げっぱなしにするのはちょっと気が引けます。さらに、あるゲームをプレイしている途中で、別のゲームをプレイしたくなってしまったらさすがに場所がありません。

要は、マップを広げるのも、PC上でプレイするのもどちらも楽しい、ということです(^^)。

とはいえ、この方法は非常に原始的なものなので、前述の「ウォーゲームをPC上でプレイするためのアプリケーション」を使用する場合にくらべて、不便な点は少なからずあります。例えば、画像を多用するのでデータが重くなってしまうことや、カウンターの裏表を作ることが難しい、同じカウンターが複数出回ってしまう可能性がある、などなどです。

しかしその一方で、モジュールが出回っていないゲームでもさっさと自作できること、そして何より「元のゲームと同じ見てくれでプレイできる」ことは、(少なくとも筆者にとって)とっても重要であったりします。

また、勝利条件となっているヘクスにマーキングしたり、マップやユニットにささっと注記をしたりすることも簡単にできます。もちろん、ゲームの途中で保存することが簡単なのは言うまでもありません。

現在、GCACWをMicrosoft Excelでプレイしていますが、各ユニットの状況はExcelで表にしてマップ上にはマーカーを配置しない方法を取っています。今後は回復フェイズ(GCACWプレイにおいて最も面倒な手順だと思っています)の処理をマクロ化してしまおうと思っています。

問題は画像データが巨大でハードディスクがあっという間に一杯になってしまうことですね。とりあえずはバックアップ用のCD-RWを購入しなければ。。。

あとはマップをうまくスキャンする方法ですね。うまくスキャンしたつもりでも、どうしてもズレてしまうのです。今はドラフティングテープでマップをスキャナに固定してスキャンしているのですが、より良い方法を見つけたいと思います。