5.0 ルール弁護士
ルール弁護士(Rule Lowyer)というコトバがあるのですね。正確な意味はわかっていないのですが、ルール尻(って言うんでしょうか)をつかんでゲームを台無しにしちゃう人、というような意味でしょうか?
とりあえずあんまりいい意味では使われていない印象です。
ルール解釈について微細にコメントすることが、時としてウォーゲームの楽しみを減らしてしまったり、ゲームが本来志向すべき方向を見失わせてしまう可能性があるのは事実だと思います。
しかしその一方で、「ルールで禁じられていない」ことが「現実にも可能だったこと」である可能性も捨て切れないように僕は思っています。また、あんまり現実的ではなかったとしても、それはそれでゲームが面白くなることがあるようにも思います。
自分が予想していなかったようなルール解釈や、読み落していたルールに基づいて相手プレイヤーが行動したときの感じは、実際の戦闘で奇襲を受けた指揮官が感じる驚きを再現してくれる貴重な瞬間ではないかと思います。
(鹿内靖氏の文章でこのような考えを読んだことがあるような。。。)
とりあえずは、
- ルールは読む(負担にならない程度に(^^;)
- ルールに反しないことは基本的にやってよい
- あんまりな解釈ができるルールについてはゲーム製作者に確認して、可能ならば公式のコメントをもらうなり、改訂してもらうなりする(もしできるなら、ですが)
- 不明な点については対戦前にお互いで確認する
...という手順を踏むのが妥当な線でしょうか。
とはいえ、前述の手順を踏んだ場合、4の時点で相手プレイヤーに「奇策」を告げなければならないのが、惜しいところです。
それじゃ奇襲にならないじゃないの。。。(苦笑い)